事務所通信
2026年7月号『祝30周年!』
2026年7月21日に、香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム開館30周年記念セレモニーに参加しました。
最近、公益財団法人やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団の監事に就任したからです。
そこで今回は、『祝30周年!』について書きたいと思います。
1.香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
アンパンマンの作者やなせたかしさんの多彩な創作世界の収集・研究・公開を柱に、高知県香美市の中核的文化施設として設立したミュージアムです。
建物の所有者は香美市であり、公益財団法人やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団が香美市から指定管理を受けて運営を行っています。
2.やなせたかしさん
1919年2月6日、高知県在所村(現・香美市香北町)生まれ。
終戦後に三越百貨店宣伝部に入社し、皆さんご存じの包装紙「華ひらく」のレタリング(手書きのデザイン文字)などを手がけました。
ちなみに、デザインは、香川県高松市生まれの猪熊弦一郎さんです。
1960年代にはテレビ・ラジオ番組の構成や舞台の美術監督など多様な創作活動を行うようになり、マルチタレントと評されるようになり、その中でいずみたくさん作曲、やなせたかしさん作詞による「手のひらを太陽に」を発表しました。
1969年、50歳の時に雑誌『PHP』にて「アンパンマン」を発表しました。
1988年にはテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の放送が開始され、その登場キャラクター数(1,768体)は2009年にギネス世界記録に認定されています。
2010年頃に目が悪くなったことを理由に引退を考えられましたが、東日本大震災を機に引退を撤回し、被災地に送るポスター制作など多数の支援を行いました。
2013年10月13日、94歳で永眠されました。
「人生は喜ばせごっこ」という自身の言葉のとおり、「アンパンマン」をはじめとする多くの創作活動、そして自身の人生そのものを通してその精神を体現し続けられました。
3.連続テレビ小説あんぱん
アンパンマンを生み出したやなせたかしさんと暢さんのご夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語『あんぱん』が、2025年3月31日から9月26日まで放映されました。
暢さん役は今田美桜さん、やなせたかしさん役は北村匠海さんでした。
4.最後に
開館30周年おめでとうございます。
個人的には、『アンパンマン』は日本を代表する作品ですし、50歳で発表したやなせたかしさんを尊敬しています。
アンパンマンミュージアムが四国にあることを誇りに思いますし、いつまでも、人気のある作品であってほしいですね。
2026年7月28日 國村 年