事務所通信2016年10月

事務所通信

2016年10月号『瀬戸内国際芸術祭』

 2010年に『瀬戸内国際芸術祭』が初めて開催され、予想以上の来場者があり、以後、3年ごとに開催されており、2016年は、第3回の開催となっています。
 そこで、今回は、『瀬戸内国際芸術祭』について書きたいと思います。

1.瀬戸内国際芸術祭とは?
 古来より交通の大動脈として重要な役割を果たしてきた瀬戸内海ですが、行き交う船は島々に立ち寄り、常に新しい文化や様式を伝えてきました。
 それらは、個々の島々の固有の文化とつながり、育まれ、美しい景観とともに伝統的な風習として今に残されています。
 今、世界のグローバル化・効率化・均質化の流れの中で、島々の人口は減少し、高齢化が進み、地域の活力の低下によって、島の固有性は失われつつあります。
 そこで、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上のすべての地域の 『希望の海』 となることを目指し、『瀬戸内国際芸術祭』が開催されています。

2.瀬戸内国際芸術祭2016
 瀬戸内国際芸術祭の会期は、以下のとおりです(合計108日間)。

 春   3/20(日、祝)~4/17(日)    29日間 
 夏   7/18(月、祝)~9/4(日)   49日間 
 秋   10/8(土)~11/6(日)   30日間 

 また、開催地は、以下のとおりです。

 直島/豊島/女木島/男木島/小豆島/大島/犬島/沙弥島(春のみ)/本島(秋のみ) 
 /高見島(秋のみ)/粟島(秋のみ)/伊吹島(秋のみ)/高松港・宇野港周辺 

3.瀬戸内国際芸術祭との出会い
 第1回目の開催時には、僕自身は東京に住んでいたのですが、知り合いに紹介され、前売り券を東京のコンビニで購入し、夏休みに5日間帰省した時に、うち4日間行きました(豊島、直島、男木島、女木島)。
 その当時は、有名な雑誌やNHKでも取り上げられていて、香川県人としてとても嬉しかったことを鮮明に覚えています。
 実際に島に行ってみると、県外から来ている方が多く、都会に住んでいる方には、瀬戸内の島は新鮮でゆっくりと過ごしたいと思える場所なんだなと驚き、香川県って素晴らしいところなんだと改めて認識し、香川県人で良かったと思ったものです。
 ちなみに、東京には直島に行ったことがある方、行きたいと思っている方はたくさんいます。

4.最後に
 第2回の時は、長男が小さかったこともあり、行けなかったのですが、今年は6年ぶりに島に行っています。
 ビジネスマンとしては、地域活性化を含め、色々と考えさせられ、楽しいですね。
 夏会期は直島と男木島、秋会期は伊吹島、粟島、高見島に行きました。
 男木島は第1回目に行ったときに好きになって、その後も瀬戸内国際芸術祭の開催時期以外にも何度か行っているのですが、伊吹島、粟島、高見島は、香川県人ながら今回初めて足を踏み入れました。
 秋会期に行った中では、高見島の雰囲気がすごく気に入りました。
 残り1週間ですが、来週は、これまた初めての本島に行きたいと思っています。
 現代アートは好みが分かれますが、ご興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね。

2016年10月31日 國村 年

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