事務所通信2022年5月

事務所通信

2022年5月号『セルフ申告!』

最近、twitterなどで『セルフ申告』が話題になっていました。

税理士に申告業務を委託する『代理申告』に対し、『セルフ申告』は経営者自身が申告書の作成を行うというものです。

freeeが、クラウド型法人税申告ソフトであるfreee申告というソフトを販売しており、その中で、『セルフ申告』ということばが使われています。

そこで今回は、『セルフ申告!』について、書きたいと思います。

1.代理申告

税理士に申告業務を委託することで、申告書作業を外注でき、申告の誤りリスクを減らすことができます。

また、税理士が提供する資金繰り、節税などのサポートを受けることができます。

消費税課税事業者は代理申告が多いです。

2.セルフ申告

経営者自身が申告書の作成を行います。

日々の取引を会計情報としてまとめ、法人税の申告書を行います。

自身で作業を行うことで、会社全体のお金の流れの把握ができます。

自身で作業して、費用も抑えたいという方が多いです。

3.セルフ申告の苦労

会計ソフトで作った決算書から法人税の計算を自身でやろうと思っても、必要な書類を調べるだけでも一苦労です。

申告業務について税務署で一から教わり、数日から1週間もかかったという方もいらっしゃいます。

4.申告ソフトを使うと?

日々入力した帳簿の内容が自動で申告書に反映されますが、会計と申告の連携により、スムーズに申告書作成が可能です。

よって、会計ソフトからわざわざデータを出力する必要がありません。

また、会計ソフトからデータを連携し、必要な書類も自動で判定されます。

申告ソフトは、WindowsとMacのどちらも電子申告に対応しています。

eTax等、他アプリの立ち上げを必要とすることなく申告ソフト上からそのまま電子申告まで一気に完結することができます。

もちろん、直接税務署に提出したい方は、紙に印刷することも可能です。

5.最後に

申告freeeは、税務や会計の専門性がない一般ユーザーも正確に効率的に申告できることを目的としているようです。

そのため、操作が簡単で、計算ミスが多い箇所については自動化されるなど、操作性に特徴があります。

会社に申告書を作成できる方がいれば、『セルフ申告』すれば良いのではないかと思いますが、僕自身が税理士ということを差し引いても、間違っていてもどこが間違っているか分からないような税務や会計の専門性がない一般ユーザーが申告書を作成してはいけないのではないかと思います。

以前からたまに『セルフ申告』をしている方を見かけますが、本当にびっくりするような決算書・申告書がありますからね。

途中までやってみてできないからと言って、税理士に頼むのはやめて欲しいですね。

 

2022年5月30日 國村 年

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