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事務所通信2026年1月

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2026年1月号『税務調査!』

毎年、税理士として、数件の税務調査に立ち会っています。

昨年は2件立ち会いましたが、今までと少し変化を感じています。

そこで今回は、『税務調査!』について書きたいと思います。

1.税務調査とは?

税務調査とは、納税者が提出した申告内容が正確かどうかを確認するために税務署または国税局が行う調査のことです。

法人税や所得税などは、納税者が自ら申告・納税する申告納税制度を採用しており、納税者が正しく申告・納付していれば問題ありませんが、中にはミスをしたり、故意に不正をしたりする方もいます。

そのため、申告内容に誤りがないか確認するために、税務調査が行われます。

2.税務調査の種類

税務調査には、大きく分けて「任意調査」と「強制調査」の2種類あります。

任意調査は、税務署職員が納税者の協力のもとで実施する調査であり、税務調査の大半がこれに該当します。

一般的には、電話や通知書で事前連絡があり、日程調整をしたうえで2日ほどかけて帳簿などが調べられます。

なお、事前通知がない無予告調査もあり、帳簿書類の隠蔽や改ざんなどの不正行為の可能性があったり、適正な調査の遂行が難しかったりといった状況で実施されます。

強制調査は、国税局査察部が実施する調査で、裁判所の令状をもって強制的に行われるもので、事前連絡はなく、調査対象になると拒否はできません。

立件を目的とした犯罪捜査の一種であり、巨額の脱税の疑いがある場合に行われます。

3.税務調査の連絡が行われる時期

税務署等の事務年度は7月1日から6月30日であり、人事異動もそれに合わせて行われるため、以前は異動後に調査先の選定を行い、お盆明けくらいから連絡が行われていましたが、現在は異動前にも選定を行っており、早い場合には6月や7月に連絡があり、7月以降で税務調査に入るようになっています。

昨年も、1件(法人)は6月、もう1件(個人事業主)は7月に連絡がありました。

4.早い時期に連絡がある案件

以前から、早い時期に連絡がある案件については、じっくりと時間がかけられるため、税金を取ろうとしている案件だと一般的に言われていますが、最近は税務署職員のOJTを重視している側面もあり、必ずしもそうでもないようです。

5.最近の税務調査の特徴

以前と比べると、取引先や関係者に連絡するなどして色々と確認しています。

それをきっかけに、新たな調査先を選んでいるようにも感じます。

また、法人や個人事業主の口座のみならず、親族の個人口座を結構調査しています。

世の中では売上などを親族の口座などに入れているケースが多いのかもしれません。

あとは、普段税理士が見ていないような資料を見ることにしているようです。

例えば、業務日報などです。

6.最後に

売上などを抜いていないかどうかを調べていることが多いように思いますが、以前よりはよく見ているように感じますので、普段からきちんと処理しておきましょう。

2026年1月28日 國村 年

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